Harper は、各種ファイバーやフィラメント材料の炭化および黒鉛化をはじめとする、革新的な炭素ファイバー 処理装置, で高い信頼を獲得しているエキスパートです。

炭素ファイバー産業の誕生以来、カスタム設計装置を使用した製品向上に貢献し、1970 年代には商用超高温 (UHT) ファーネスを他社に先駆けて開発。現在では、この成長市場で増大している製造上の課題に対応するファーネスや酸化オーブン、完全ラインをはじめとする熱処理ソリューションのリーダーとして世界的な評価を得ています。

炭素ファイバーは主としてポリアクリロニトリル (PAN) またはピッチを原料に製造されますが、この代替となる低コストで再生可能な前駆体の必要性が高まっています。Harper は、熱加工の全工程で従来とは異なる前駆体の処理にテクノロジーを適合させる独自の技能を備えています。リグニン、レーヨン、ポリエチレンやこれらの混合物など従来とは異なる前駆体を用いれば、運用コストの削減やオーブンの滞留時間の縮小も可能です。

弊社では、研究規模 から 製造規模. まで、あらゆる規模のラインでこうした新生の前駆体を製造できる装置を設計しています。お客様のニーズに応じたファーネスをカスタム設計するために、弊社では前駆体の化学的性質を検討して、製造原料を決定します。前駆体がベルト ファーネスを要する重量によってサポートされない場合でも、トウであっても、Harper はプロセス全体でこうした新生の前駆体に対応するソリューションを提供できます。

弊社の進歩的な熱処理テクノロジーは、炭素ファイバーに留まらず、SiC ( シリコン カーバイド) ファイバーやカーボン ナノチューブといった材料の製造にも利用されています。炭素ファイバー市場において、年間数グラムから数トンへの円滑な事業拡大を支えてきた数十年に及ぶ実績が、こうした成長分野にも転用されています。たとえば、SiC ファイバーの製造には多くの熱処理が伴いますが、Harper ではセラミックとファイバーの分野における独自のノウハウを駆使し、プロセス全体にわたる事業面と技術面の目標を達成させる効率的かつ効果的はテクノロジーを開発します。

こうした先進のファイバー材料を開発する最先端のグローバル企業や研究機関に対し、テクノロジー、保守点検、研究規模から大規模製造に拡大するノウハウ、工程および材料に関する高度な科学知識、カスタム設計サポートなど、可能な限りあらゆる面で支援します。複数の 研究およびパイロット施設 では、商用化を目指す研究開発過程をサポートし、業界随一のリソースを提供しています。

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